2022年1月7日(金)〜1月10日(月祝)
栃木県さくら市にて(さくらスタジアム、SAKURAグリーンフィールド)
2021年度第2回知的障がい者サッカー日本代表候補強化合宿が行われました。
今合宿は新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドラインに基づき
参加する全ての選手・スタッフに高感度抗原定量検査を集合時に実施するなど
感染防止対策を行い実施いたしました。
なお、この合宿は、2022年6月に開催予定の「もうひとつのW杯 Virtus サッカー世界選手権」に向けての強化合宿となります。
【スケジュール】
DAY1:抗原検査、トレーニング
DAY2:トレーニング、トレーニングマッチ(vs清修高校高校サッカー部)
DAY3:トレーニング、トレーニングマッチ(vs宇短大高校サッカー部)
DAY4:トレーニング、抗原検査
【監督総括】
コロナ禍ではありましたが、さくら市様をはじめとして多くの皆様のサポートにより合宿が無事に終了できましたことを大変嬉しく思います。
本年6月にフランスで行われるVirtusサッカー世界選手権で過去最高の成績(3位以上)を目指す日本代表チームは、世界を相手に戦うことが初めての選手が多く、全体ミーティングにおいて2018年世界選手権(スウェーデン大会)のTSGの映像を観るなどして、日常との違いや日本の強みや課題など多くの気付きがあったと思います。
そこで我々は、世界で勝つために、攻守にわたりハードワークすること、球際の強さ、そして相手を勝るメンタリティを持つことをピッチに立つ最低条件としました。
合宿中は、地元のさくら清修高校、宇都宮短期大学附属高校サッカー部のご協力により、合同トレーニングとトレーニングマッチを行いました。トレーニングマッチでは、チームとして前線から積極的に連続・連動してボールを奪いにいこうと送り出しました。選手は、状況に応じて積極的にボールを奪いにいき、意図的に奪えるシーンが多くありました。成果は、意図的にボールを奪えたことと、何より大切ことは全員が失敗を恐れずにトライし続けたことです。一方、課題はボールを奪った後の判断とテクニックでした。
オフザピッチは、オンザピッチと同様に生活習慣、食事等がすべて世界基準です。大会中は、日本を離れ3週間ほど違う環境で共同生活をすることから、上記はパフォーマンスとメンタルの維持向上を図るために欠くことのできないものです。
最後に、我々日本代表チームは、サッカーを大好きな選手たちの夢と希望に向き合っています。チームの目標を達成し日本に勇気と元気を与えられるよう、最大限の努力と最高の準備をしてまいります。
引き続きご声援の程よろしくお願いいたします。
西眞一
2022年!
なお、今回の強化合宿は日本スポーツ振興センター「競技力向上事業」の補助金を利用して実施されました。