2022年1月8日(土)〜10日(月祝)、
東京都調布市(ミズノフットサルプラザ味の素スタジアム)にて、
フットサル日本代表候補合宿が行われました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、約2年ぶりの代表活動となり、
合宿の実施にあたっては、自宅出発前・合宿解散時の抗原検査を実施するなど、感染症対策を行い実施いたしました。
なお、この合宿は、2023年6月に開催予定の「Virtus Global Games 2023(開催地:フランス)」に向けての強化合宿となります。
【スケジュール】
DAY1:コンディショニング、シュート、数的不均衡、ゲーム
DAY2:守備の個人戦術、守備のチーム戦術、ゲーム
DAY3:トレーニングマッチ(SHINAGAWA CITY FUTSAL CLUB サテライト)
【監督総括】
2019年10月の世界大会以来、計画しては中止という状況が続いており、ようやく迎えられた日本代表活動の再スタートでした。
全国から15名の選手を招集し、普段はサッカープレーしている選手が11名、フットサルチームに所属している選手が4名、
平均年齢20.9歳となった新しい代表チームです。
日本代表のプレーモデルに則り、攻撃面では、セカンドポストを利用したフィニッシュ、
守備では、個人戦術とチーム戦術というテーマで、トレーニングを積み重ねました。
3日目のトレーニングマッチでは、カウンターから何度もゴールに迫り、
守備ではゴレイロを中心に身体を張った全力を尽くす姿勢を見せ、今後のチームの成長に大いに期待が持てるものでした。
しかし、この合宿はあくまできっかけづくりです。
この思いを地元に持ち帰り、サッカーでもフットサルでも、目の前の1回1回のトレーニングに力を出し切ること。
フットサル代表に残り、世界と闘うためには日常的にフットサルのトレーニング環境に身を置くことを伝えました。
また一人でも多くの選手と再開し、世界に向けて結束していきたいと思います。
今後も世界大会に向け、様々な困難が待ち受けるとは思いますが、「できないこと」よりも「どうすればできるか」に目を向け、
一歩一歩、進んでまいります。
木村純一
なお、今回の強化合宿は日本スポーツ振興センター「競技力向上事業」の補助金を利用して実施されました。