2022年3月18日(金)〜3月21日(月)
鹿児島県姶良市にて(ビーラインフットボールセンター姶良)
2021年度第3回知的障がい者サッカー日本代表強化合宿が行われました。
今合宿は新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドラインに基づき
参加する全ての選手・スタッフに抗原検査を集合時と解散時に実施するなど
感染防止対策を行い実施いたしました。
なお、この合宿は、2022年6月に開催予定の「もうひとつのW杯 Virtus サッカー世界選手権」に向けての強化合宿となります。
【スケジュール】
DAY1:抗原検査、トレーニング
DAY2:トレーニング、トレーニングマッチ(vs鹿児島実業高校高校サッカー部)
DAY3:トレーニング、トレーニングマッチ(vs鹿児島城西高校サッカー部)
DAY4:トレーニング、抗原検査
【監督総括】
地域によってはまん延防止措置適用がある中での合宿開催となりました。地元自治体の鹿児島県姶良市様をはじめとして多くの方々のサポートにより合宿が無事に終了できましたことを大変嬉しく思います。また、選手を送り出していただいた各地域・都道府県のチーム関係者、そして全ての皆様、誠にありがとうございました。
本年6月にフランスで行われるVirtusサッカー世界選手権で過去最高の成績(3位以上)を目指す日本代表チームは、2か月ごとに3泊4日で合宿を実施しています。合宿初日にフィジカルテストを行い、計測した数値を選手にフィードバックして自身のコンディショニングを把握し、次の合宿までのコンディショニングについて確認をしました。
我々が、世界を相手に闘い勝つためには、90分+30分のハードワークできる体力と、身体的負荷のかかった状況下でのプレーの質向上が不可欠です。また、攻守の切り替えが激しいサッカーにおいては、状況の変化を常に捉え、判断し、質を落とさずにプレーすることが求められます。
今合宿では、地元の鹿児島実業高校、鹿児島城西高校サッカー部の協力により、合宿中に3回の45分ゲームを行いました。トレーニングマッチでは、チームコンセプトでもある前線からの積極的な守備により、高い位置で意図的にボールを奪うことができましたが、奪ってから手数が多くなりシュートまで行けないなど、新たな課題がみえました。また、高校生を相手にした合同練習では、プレー強度とスピードのある海外選手を想定したトレーニングができ、より実践に近いものとなりました。
6月の世界選手権まで残すところあと僅か。チームは大会までの限られた時間で出来得る限りの準備をして世界に挑みます。引き続きサッカー日本代表チームへのご声援をよろしくお願いいたします。
なお、今回の強化合宿は日本スポーツ振興センター「競技力向上事業」の補助金を利用して実施されました。