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お知らせ

【活動報告】知的障がい者サッカー日本代表候補強化合宿 2022年3月

2023年3月17日(金)〜3月19日(日)
栃木県さくら市にて
2023年第1回知的障がい者サッカー日本代表強化合宿が行われました。

今合宿は新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドラインに基づき
参加する全ての選手・スタッフに抗原検査を集合時と解散時に実施するなど
感染防止対策を行い実施いたしました。

 

【スケジュール】

DAY1:抗原検査、フィジカルチエックトレーニング
DAY2:トレーニング
DAY3:トレーニングマッチ(vs宇都宮短期大学附属高校)、抗原検査

 

【活動報告書】
活動報告書ダウンロード

 

【監督総括】
次の世界大会に向けて新しい日本代表チームの活動でした。招集した選手20 人のうち初招集は9人で、緊張感のあるなかで新旧選手の融合もあり質の高いトレーニングができました。
ミーティングにおいて、自分の持っているものをすべて出し切ることが次に繋がること、そして代表選手に求めるプレーモデル&メンタルを提示し、その基準をもちトレーニングを行いました。
最終日のトレーニングマッチでは、相手選手との違いを生み出すプレーが多くあり、3日間と短期間ではありましたが充実した合宿となりました。
初日のフィジカルテストでは、これまでの代表選手は更に高い基準にトライすること、初招集の選手については、現段階での自身の状態を把握し次に繋げていくことを求めました。
ボールを使ったトレーニングでは、初招集の選手は判断のある中でのプレーの質、プレースピード、プレー強度に慣れない選手がいましたが、勇気をもってトライするように粘り強く促すと、潜在していた能力が表面化し、その後は自信をもった質の高いプレーに繋がりました。
次へのチャレンジとしては、守備時のボール状況に応じた良い準備と意図的なアクションです。
個人戦術を重ね合わせて連動した守備に繋がることを考えると、守備の個人戦術の理解と発揮は代表候補選手として求めるべきものであります。その視点でいえば最終日のゲーム時、特にFWの選手の守備の個人戦術の理解と強度には物足りなさを感じました。また、4局面における切り替えは早くなりましたが、守→攻時の判断のある状況下でのパス、ドリブル、サポートの質が低いことは次へのチャレンジです。
地域において、プレーの原則、個人戦術を踏まえたトレーニングを、質と強度を保ちながら行っていただきたいと思います。
最後になりますが、合宿地であるさくら市、栃木県サッカー協会及びJFFID技術委員のサポートをいただきました。また、選手を送り出してくださいました各地域の技術委員及び指導者等、関わる全ての皆様に心から御礼を申し上げます。日本全体のレベルは間違いなく向上しており、地域の皆様の日頃のご尽力の賜物です。新しい日本代表チームが更に上を目指し、全国のサッカー選手の夢や希望となれますように、引き続き代表活動にご理解とご協力をお願いいたします。
ありがとうございました。

 

スタッフ

監 督 : 西 眞一

コーチ : 泉谷 光紀

コーチ : 竹中 康雄

GKコーチ: 岡田 裕樹

GKコーチ: 竹中 健太

トレーナー: 澤野 啓祐

 

選 手

GK

荻野 泰幸    千葉県

徳村 雄登    京都府

FP

草田 佑介    広島県

吉川 圭祐    東京都

大野  航    兵庫県

小林 晴人    東京都

清水 大輔    埼玉県

高木 翔     栃木県

海野 真我    静岡県

横井 知明    東京都

佐藤 快     千葉県

福原 碧人    鹿児島県

石綿 洵哉    東京都

武田 稜久    大阪府

阿久津 海斗   栃木県

下鶴 掛夢    鹿児島県

奥田 浩輔    福岡県

犬塚 陸     愛知県

山田 憂太    神奈川県

梅村 俊佑    神奈川県

 

なお、今回の強化合宿は日本スポーツ振興センター「競技力向上事業」の補助金を利用して実施されました。

   

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