2024年4月26日(金)〜29日(月・祝)
栃木県さくら市にて知的障がい者サッカー日本代表候補強化合宿を行いました。
主催:特定非営利活動法人日本知的障がい者サッカー連盟技術委員会
目的:Virtusサッカー世界選手権に向けての日本代表選手の発掘と強化
日程:令和6年4月26日(金)〜4月29日(月・祝)
トレーニング地
■さくらスタジアム 栃木県さくら市櫻野1789
■SAKURAグリーンフィールド 栃木県さくら市喜連川561
【スケジュール】
■4月26日(金) @SAKURAグリーンフィールド
集合
午後 トレーニング
夕方 ミーティング
■4月27日(土) @さくらスタジアム
午前 トレーニング
午後 トレーニングマッチ(vs宇都宮短期大学附属高校)
夕方 ミーティング
■4月28日(日) @さくらスタジアム
午前 トレーニング
午後 トレーニング
夕方 ミーティング
■4月29日(月・祝) @さくらスタジアム
午前 トレーニングマッチ(vs 栃木SCユース)
午後 解散
【トレーニングマッチレポート】
【活動報告書】
【監督総括】
初⽇にフィジカルチェックを実施し、選⼿のコンディション把握を⾏いました。クランク⾛・40m⾛・yo-yo共にスコアが伸びている選⼿が多く、⽇常でのTRや準備の良さをうかがえました。
昨年末のアルゼンチン遠征における「課題(守備︓ボールとマークの同⼀視、奪う優先順位)(攻撃︓ラストパスの質・相⼿PA内への侵⼊」をミーティングで共有し、個別TR、グループTR、チーム戦術TRを⾏いました。合宿中にTRMを2回⾏い、攻撃・守備についてそれぞれのゲームで確認することができました。
成果は、宇都宮短期⼤学附属⾼校戦で得点を多く奪えたことです。相⼿DF背後への⾶び出し、サイドから、セットプレーなど、これまでの合宿の積み上げも踏まえた内容でゴールを量産できたことはポジティブです。また、栃⽊SCユース戦では、回数こそ多くはありませんでしたが、GKから1タッチ2タッチで相⼿のハイプレスを剥がしビルドアップに成功し相⼿陣へ進⼊できたことは選⼿の⾃信になっていると思います。
課題は、栃⽊SCユース戦の1セット⽬に失点を重ねたことです。また、5失点のほとんどは個⼈戦術のエラーです。具体的には、守備時のボールとマークの同⼀視のエラー、攻撃時の判断の伴うテクニックのエラーです。どちらも継続して改善に努めます。
ミーティングでは、アンチドーピングレクチャー、JPCのインテグリティー研修をオンデマンドで受講し、代表選⼿としてのオフザピッチの意識向上を図りました。また、代表のプレーモデル映像をレクチャーしプレーイメージを共有しました。
代表チームは、「世界を⽇常に」を念頭に置き海外チームとの対戦をイメージしながら、合宿(TR)を⾏っています。前述の課題克服に向け継続してTR に取り組みつつ、選⼿の良さ(個性)を充分に発揮できるよう選⼿へのアプローチも状況に応じ個別化を図りたいと思います。
最後になりますが、合宿地である栃⽊県及びさくら市より、選⼿への激励と特産品の贈呈をしていただきました。また、選⼿を送り出してくださいました各地域の技術委員及び指導者等、関わる全ての皆様に⼼から御礼を申し上げます。引き続き代表活動にご理解とご協⼒をお願いいたします。ありがとうございました。
◼️スタッフ
監 督 : 西 眞一
コーチ : 泉谷 光紀
コーチ : 竹中 康雄
GKコーチ: 岡田 裕樹
トレーナー: 澤野 啓祐
トレーナー: 天願 優汰
コーチ/マネージャー : 古薗 功詞郎
◼️選手
[GK]
徳村 雄登 (京 都)
荻野 泰幸 (千 葉)
[DF]
草田 佑介 (広 島)
髙木 翔 (栃 木)
大野 航 (兵 庫)
清水 大介 (埼 玉)
吉川 圭祐 (東 京)
結城 隆 (東 京)
[MF・FW]
横井 知明 (東 京)
福原 碧人 (鹿児島)
武田 稜久 (大 阪)
下鶴 掛夢 (鹿児島)
今井 勇人 (東 京)
松野 隆弥 (熊 本)
佐藤 快 (東 京)
犬塚 陸 (愛 知)
奥田 浩輔 (福 岡)
梅村 俊佑 (神奈川)
原良田 龍彦(鹿児島)※追加招集
[トレーニングパートナー]
大久保 史弥(栃 木)
※清水 大介(埼玉)、越智 羽久澄(愛媛)は怪我により辞退
なお、今回の強化合宿は日本スポーツ振興センター「競技力向上事業」の補助金を一部利用して開催されました。