日本知的障がい者サッカー連盟-JFFID

もうひとつのW杯2018、日本は6位。サウジアラビアが大会4連覇。

※帰国報告が大変遅くなり申し訳ございませんでした。
 現在、報告書を作成中ですが制作にもう少し時間がかかる見込みです。
簡単ではございますが、大会の結果報告をさせていただきます。

2018年8月18日、日本代表も参加した知的障がい者サッカーの世界最高峰、第7回INASサッカー世界選手権2018スウェーデン大会がサウジアラビアの優勝で幕を閉じました。
18日の決勝戦でアルゼンチンを破り、大会4連覇を飾り、優勝カップを手に喚起するサウジアラビアの選手たち。(写真:Koichi Saito/JFFID)

5大会連続5回目の出場の日本代表は、2014年ブラジル大会を上回る、初のファイナリストを目指していました。しかし、グループリーグでは大会3連覇中のサウジアラビア、欧州チャンピオンのポーランド、そしてロシアと対戦し、結果はどの試合も僅差ながら、3連敗で順位決定戦へ回り、1勝1敗で9か国中(1か国は棄権)6位の成績で大会を終了しました。

一方、日本代表は知的障がい者サッカーの世界大会では大差がつく試合が多くある中で、1点差の試合やPK戦までもつれるなど、どの試合も検討し、着実にレベルアップしていることを示しました。
17日ロシア戦、0-1で迎えた延長後半15分に原良田のゴールで同点に追いつき、西監督(右から2番目)も思わず原良田を抱きしめ、喜びを爆発させた。(写真:Koichi Saito/JFFID)

15日、PK戦の末スウェーデンを破り、キャプテン徳村(左から2番目)らが、シュートを止めたGK内堀に駆け寄り、喜びを分かち合った。(写真:Koichi Saito/JFFID)

18日に行われた決勝戦では大会3連覇中のサウジアラビアとサウジアラビアが対戦。サウジアラビアのエースのアル・ドサリ(Abdullah Al Dosari)がFKから2得点を決めて大会4連覇を飾り、大会MVPにはアル・ドサリ選手が選出されました。

障がい者サッカー日本代表は、10月にアンプティーサッカーの世界選手権が、来年には、知的障がい者サッカーフットサル日本代表が知的障がい者スポーツの総合大会「グローバルゲームス」に出場します。引き続き日本代表への応援をよろしくお願いいたします。

<大会を終えて>
●西眞一 日本代表監督コメント
「ファイナリストを目指した日本代表の世界への挑戦が終わりました。結果は、我々が目指したものではありませんでしたが、試合に勝つための挑戦をしたことで得るものが多くありました。
守備においては、選手の良さである前のボールへの強さを全面に押し出しながらも、状況に応じた対応がよくできていました。攻撃においては、今大会を含め4大会連続優勝のサウジアラビア戦こそゴールは奪えませんでしたが、他の全試合では意図的にゴールを奪うことができました。
また、選手、スタッフが本気で戦ったことにより4年後に向けての課題が明確になりましたので、全国で共有し更なる強化を図る必要があると思います。
最後に、多くの皆様から今大会へ渡航費等の支援として日本代表応援Tシャツを購入していただきました。心から感謝申し上げます。
今後とも、このサッカーの普及発展にご理解をいただき、多くの方がサッカーを通じて笑顔になり、日本代表がその夢や目標になりますようご声援をよろしくお願いします。ありがとうございました。」

●徳村雄登 キャプテン
「 ぼくは今大会が2回目の(世界選手権)出場でした。4年前の悔しさがあり、この4年間環境を変えてがんばってきました。
今大会はキャプテンをまかされてすごく不安や責任というものをかんじました。キャプテンとしてどういう行動をしたらいいか、どうしてチームを引っ張っていったらいいかすごく悩んでいた時もありました。そのたびにいろんな人に聞いてそれを行動にうつす事しかできませんでした。キャプテンとして他の人から見たらどうでもないかもしれませんが、ぼくは、自分なりにチームを引っ張ったつもりです。
今大会はいろんな人に支えられて出場もできました。こんなヘタクソな僕を最後まで信じて使ってくれたスタッフの方に本当に感謝しています。最初の目標は達成できなかったですが、世界の強豪を相手に互角に戦えたことはすごく誇りに思いますし、自分の中で精一杯悔いなく大会を終えることができてよかったです。
今後は自分の課題でもある、見て正確にパスを出す事ともっと足元の自術を向上できるように地元に戻ってもっと練習したいと思います。」
(以上、原文のまま掲載致します)

<大会概要>
大会名称:INAS サッカー世界選手権2018
開催国 :スウェーデン(カールスタッド市ほか)
開催期間:開会式・開幕戦 2018年8月5日(金)、決勝戦・閉会式 2018年8月18日(土)
試合日程:こちら(外部リンク)
競技形式:FIFA11人制サッカーのルールに則り実施(試合時間90分など、すべて同様)

<大会結果>
優勝  サウジアラビア
準優勝 アルゼンチン
3位  ポーランド
4位  フランス
5位  ロシア
6位  日本
7位  スウェーデン
8位  ドイツ
9位(棄権) 南アフリカ

<日本の試合結果>
8月6日 グループリーグB  ポーランド  2-1 日本
  8日 グループリーグB  日本     0-1 サウジアラビア
  10日 グループリーグB  ロシア    2-1 日本
  15日 順位決定プレイオフ スウェーデン 1-1(PK3-5) 日本
  17日 5-6位決定戦   日本     1-1(PK2-4) ロシア

<大会公式ページ>
https://iwfc.se/en/

<日本知的障がい者サッカー連盟Youtube>
※日本の試合ダイジェストを掲載しています。
https://bit.ly/2LD5tZm

]