Instructor License

知的障がい者サッカー指導者ライセンスについて

What is

知的障がい者サッカー指導者ライセンスとは

障害特性を理解した指導者を増やし、知的障がい児者のレベルに応じた
だれもがいつでもどこでもサッカーができる環境整備を目指しています。

・ライセンスへの想い・

2018年からこのライセンス制度が始まり、当初は日本代表につながる活動を地域でも行ってほしいという狙いから、インストラクターの指導を模倣して、地域でも行ってもらう、というスタンスでした。

それがJFAでも主流であるように、双方向の学びあいとなるようインストラクターはチューターという名称に、講義もディスカッションやグループワークを中心に、体験型の学びとなるようにブラッシュアップしてきました。

実技においては、講義で学んだ障害特性や、選手の生活背景に対して、グランド上でサッカーにどのように落とし込むのか、コーンやマーカーの設置から、コーチング、強度、視覚的支援など受講生が実際にプレーする中で体感していただきます。

そして何より、知的障害のある当事者選手と一緒にプレーする機会を設け、よりリアルな場で、どんな支援が効果的なのか、試行錯誤しながら学び、仲間になれるというのは、日本中探してもここしかない機会だと思います。

『サッカーならどんな障害も乗り越えられる』その言葉を、リアルに体感できる講習会です。

Grade overview

等級の概要

B級

目的 知的障がいの特性を理解し、グループの競技力向上につながる指導ができる指導者を養成する。
内容
  • 知的障がいの特性を学ぶ
  • 選手育成・代表へのパスウェイを理解する
  • 選手にサッカーの目的を理解させ世界スタンダードの実技の考え方
  • 世界をスタンダードとした個人技術の習得
受講資格
  • ⽇本サッカー協会公認C 級コーチライセンス保持者

C級

目的 知的障がいの特性を理解し、サッカーの基本を個人に対し指導できる人材を養成する。
内容
  • 知的障がいの特性を学ぶ
  • サッカーの目的、仕組みを理解する
  • サッカーの基本となるテクニック・個人戦術を理解する
  • 選手一人一人をよく観察し、選手の良さや課題に気づくことができるようにする
受講資格
  • なし

Positioning

JFAライセンスとの位置づけ

Student information

受講者情報

受講年度 現在までの受講者数
2018年 18名
2019年 22名
2020年 10名
2021年 コロナ中止
2022年 36名
2023年 43名
2024年 26名
合計 155名

受講者情報

  • 特別支援学校サッカー部顧問
  • 知的障がい者サッカーチームスタッフ
  • 保護者
  • 教育関係者
  • 福祉事業所、放課後デイサービス職員
  • 本競技に関心のある方

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