バランス評価テスト結果から見る推奨トレーニング例
2026.06.19
2026年2月日地域トレセン対抗戦@大阪体育大学、浪商高等学校にて参加選手106名に対し、
Star Excursion Balance Test:スターエクスカージョンバランステスト(以下,SEBT)を測定した。
SEBTは片脚立位での他方下肢のリーチ距離により支持脚の動的姿勢制御を測定する評価法である。SEBTは足関節捻挫などの下肢障害の予測や競技復帰のための指標として信頼性を認められている。
今回はこの測定から知的障がい者サッカーの選手達が傷害予防またはパフォーマン向上のために日頃から行える必要かつ簡潔なエクササイズを提案した。
Star Excursion Balance Test:スターエクスカージョンバランステスト(以下,SEBT)を測定した。
SEBTは片脚立位での他方下肢のリーチ距離により支持脚の動的姿勢制御を測定する評価法である。SEBTは足関節捻挫などの下肢障害の予測や競技復帰のための指標として信頼性を認められている。
今回はこの測定から知的障がい者サッカーの選手達が傷害予防またはパフォーマン向上のために日頃から行える必要かつ簡潔なエクササイズを提案した。
測定概要
- 多方向リーチ測定
- 正規化値による比較
- 左右差・方向特性を分析
評価の見方
- 前方向:足関節・膝・体幹の前方制御能力
- 後方向:股関節主導の安定性
- 左右差:傷害リスクの重要な指標
全体傾向
後方リーチ
全体的に高い傾向
前方向リーチ
全体的に低い傾向
前方向の安定性に課題
リスク分析
① 前方向低下
- 足関節背屈制限
- 膝のコントロール低下(ニーイン)
- 膝前十字靭帯損傷・足関節捻挫リスク増加
- ストップ動作への影響
② 左右差
- 複数選手で左右差あり
- 10%以上差 → 傷害リスク増
- 軸足不安定・既往歴の可能性
③ 後方優位
- 股関節主導は良好
- 前後バランス不良 → 動作効率低下
総合評価
- 後方安定性は良好
- 前方制御能力に課題
- 多くの選手で左右差を確認
以上の結果を踏まえ、
足関節背屈制限の改善
前方重心制御の強化
着地安定性の強化
が重要と考え、以下のエクササイズを提案した。
推奨エクササイズ
01
壁ドリル(膝タッチ)
①

②

③

02
デッドバグ
①

②

③

03
プランク
①

②

04
シングルレッグスクワット
①

②

05
Y字バランス
①

②

③

技術委員会 コンディショニング部